メイクの魔術師ピーター・フィリップスが伝授。夏のヌードメイク攻略法 | Numero TOKYO
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メイクの魔術師ピーター・フィリップスが伝授。夏のヌードメイク攻略法

美しいヌードアイシャドウ+漆黒マスカラ。究極にシンプルでタイムレスな組み合わせだからこそ、今の自分に似合うようにアップデートして洗練を極めたい。ディオール メイクアップ & クリエイティブ イメージ ディレクター、ピーター・フィリップス氏に、今注目のアイテムとともにヌードアイの魅力を聞いた。

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「ヌードメイクには大きな可能性があります。ピーチやベージュなどの色調、マットやサテンなどのテクスチャー、ラメやピグメント次第で様々な表情をみせることができるのがヌードカラーの魅力。必ず今の自分に似合うパレットが見つかります」(ピーター・フィリップス氏)

透けるような発色にラメが美しく輝くワントーンのヌードハーモニーは、まさに“捨て色”なし。エレガントな目元を演出してくれる。647はタイムレスな目元を叶えるトープ系、857は柔らかなピンク系、671は目元を明るく彩るコーラル系、557は陰影が作りやすいブラウン系、とその映し出す表情はさまざま。647と557は中央がメタリック、857と671は中央がマットで、囲む4色はメタリック、マット、サテン、グリッターなど質感のエフェクトを楽しめる。

「マットはブラシを使用して手の甲でなじませて、まつ毛の際にラインとして入れると洗練されたニュアンスが出ます」(ピーター・フィリップス氏)。限定パッケージはカナージュのエンボスデザイン。フラワーエキス配合で肌にしっとりフィットし、美しい発色が一日持続する処方設計もうれしい。

そして、ヌードメイクに圧倒的な存在感を出すアイテムとして欠かせないのが、漆黒のマスカラ。

「ボリューム&カール、美しい黒色の発色にこだわって開発した自信作です。ブラシはユニークなペタルシェイプをしていて、特に中央にたっぷりと液体を含みやすい形状。扇形のヘッドは束感をきれいに仕上げたり、最後の仕上げにおすすめです」(ピーター・フィリップス氏)

マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム 090 オーバーブラック ¥5,610
マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム 090 オーバーブラック ¥5,610

塗った瞬間からポリマーがまつ毛をコーティングし、リッチブラックピグメントが圧倒的な存在感を演出。ブラシとマスカラ液のなせるワザで、色もカールもボリュームも長時間キープする“形状記憶”マスカラ。手にフィットするカナージュのエンボスデザインにも注目。お湯でオフできる処方。

さらに、プレイフルなアイライナーもこれからの季節は要チェック。

「801のシマー ローズと301のシマー ミントは、目の下や涙袋に入れるのもおすすめ。ほんのり輝きを秘めたカラーが遊び心のニュアンスをもたらします。781のサテン ブラウンでラインを描き、その上に001のサテン ホワイトを引くとクリエイティブ。フェルトチップで思い通りに描けるので、クリエイティブに楽しめるアイライナーです」(ピーター・フィリップス氏)

精密なアイラインを引けるフェルトチップを採用。にじまず密着して、鮮やかな発色が24 時間続くアイライナーは、全9色で展開。

左:ディオールショウ リキッド ライナー ウォータープルーフ 801 シマー ローズ ¥4,840
右:ディオールショウ リキッド ライナー ウォータープルーフ 301 シマー ミント ¥4,840

左:ディオールショウ リキッド ライナー ウォータープルーフ 001 サテン ホワイト ¥4,840
右:ディオールショウ リキッド ライナー ウォータープルーフ 781 サテン ブラウン ¥4,840

モードな色と輝きを味方につけて、洗練の眼差しへとアップデートを。

パルファン・クリスチャン・ディオール
TEL/03-3239-0618
URL/www.dior.com

Edit & Text : Naho Sasaki

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JULY & AUGUST 2025 N°188

2025.5.28 発売

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