PDRNセラムやドクダミトナーをはじめ、日本でもバズっている韓国発のグローバルスキンケアブランド「Anua」。韓国コスメ好きや女性に限らず、日本のあらゆる層に手に取ってもらいたいという思いから、フォロワーシップのあるタレントとして「なにわ男子」の大橋和也さんを初公式キャラクターに起用したことでも話題だ。
日本でも多くのアワードを受賞し、K-Beauty新興コスメブランドの年間売上1位(※1)を記録しているブランドの魅力をリサーチすべく、韓国の本社へ。韓国の大人気ヘアメイクサロンOui Oui Atelierのアーティストによる水光肌メイクのコツも公開!
※1 K-Beautyの新興コスメブランドにおいて、美顔器などの美容機器を含まない、コスメ商品の2024年の累計売り上げ
Anuaってどんなブランド? 人気上昇のきっかけは「ドクダミトナー」
母体は株式会社The Founders。2019年4月に韓国で誕生したグローバルスキンケアブランドで、肌に優しいアプローチをする製品が世界的にも注目を集め、2024年には売上が総額400億円を突破。若い社員が多く、開発はスピード感もありながら安全性への取り組みも欠かせない。日本でのリピート率が異常に高いのもこういった安全性への確固たる姿勢があってこそだろう。

そんなAnuaが存在感を一気に増したきっかけとなったのが、累計2000万本売り上げという驚異的な人気を誇る「ドクダミ77ス―ジングトナー」だ。洗顔後、顔全体にパッティングしていくと、日中ダメージや紫外線を受けた肌を鎮静しながらヒアルロン酸がすみずみまで保湿。コットンパックにもおすすめの、優しい処方も魅力だ。
「優しく。強く。」がコンセプト。成分ブームも後押しに
Anuaは、悩み別で選ぶもよし、気になる話題成分を試してみるもよし。豊富なラインアップも魅力だ。

「ドクダミ777ス―ジングトナー」をはじめとする自然由来のラインは、ドクダミや桃、シラカバ、ライスなどの自然由来原料をキー成分として展開。肌に優しい成分を求める層に人気だ。一方のダーマラインは、PDRNやアゼライン酸、ナイアシンアミド、レチノールなど、話題の成分を安定的に配合。世の成分トレンドもあり、最近はダーマラインの人気が特に高まっているそう。
肌再生や保湿で話題の成分PDRNを配合した「PDRN ヒアルロン酸カプセル100セラム」は累計75万本、赤み肌などに対応する「アゼライン酸15インテンスカーミングセラム」は累計100万本という驚異的な人気を誇る。マルチに働く「ダークスポットセラム」は、ナイアシンアミドやアルブチンなど攻めの成分を複数配合し、シミ・くすみ・シワに総合的にアプローチするのが特徴だ。レチノール配合の「レチノール0.3ナイアシンリニューイングセラム」もビビッドな肌効果を求める層に人気が高い。
最近の人気は、話題成分PDRN配合のライン

「PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)」は、ポリヌクレオチドを低分子化した構造を持つ今もっとも話題の成分のひとつ。鮭の生殖細胞(精子)から抽出される低分子の成分で、肌のハリや弾力、保湿や抗炎症作用、シワやニキビ跡の改善など、健やかな肌に導く成分として、PDRN配合スキンケアは韓国コスメのみならず百貨店コスメでも採用されている。
Anuaの「PDRN ヒアルロン酸カプセル100セラム」は、成分の配合バランスに着目。ヒアルロン酸やコラーゲンを掛け合わせることによって、肌を健やかな状態へ導くブースト効果が期待できる。韓国初の100%スマートカプセル工法を適用し、角質層のすみずみまで水分を満たしすことでツヤのある水光肌を演出するという。
“水光ベースメイク”のコツを伝授!
いま目指したいのは、ツヤが巡る“水光肌”。そこで、韓国のセレブリティを多く手掛けるOui Oui Atelierメイクアップアーティスト、ヒェジン氏とインジュ氏も加わって“水光ベースメイク”のコツを指南してくれることに。トレンドとともにケア方法も伝授してくれた。
① 最旬の韓国肌トレンドは「クリーンメイク」
「5年前ぐらいまで流行していた、完璧に作りすぎるメイクは時代遅れ。“もともと素肌がきれい”と思わせる厚塗り感のない肌作りが今のトレンド。すべてを完璧にするのではなく、ほくろやソバカスはチャームポイントとして活かしましょう」
② 皮膚温を下げるパッドでベースののりをアップ

「きれいなベースメイクを保つ2大要素は、丁寧なスキンケアと薄いベースメイク。肌に赤みがあるとベースのノリが悪くなります。長時間にわたる撮影でも美肌をキープするため、短時間で赤みを和らげるこのパッドは私たちの必需品です」
③ 化粧もダイエット! 必要ないものは使わない

「私たちは極力プライマーは使いません。スキンケア効果の高いUV下地に、ファンデやBBをラテックスなどで均一に薄く塗布するだけ。気になるパーツは薄膜のコンシーラーを重ねます。コンシーラーはブラシに含ませてから余分をティッシュオフして、『これでついている?』ぐらいの少量を肌にのせます。とにかく薄膜が基本、余分なものはのせない!のが、水光肌をキープする鉄則です」
④ “メイク後4時間がいちばんきれい”な水光肌

今ブームの水光肌は、メイク後4時間ぐらい経って油分が軽く浮き上がり、ツヤが出たぐらいがベストな状態。タッチアップにはクッションファンデを使用するのがおすすめだそう。「タッチアップ時に水光肌をキープするポイントは、油分をすべてとりきらず、70%オフの気持ちでスポンジなどでとんとんしてオフ。さらに、クッションファンデを全体ではなくハイライトを入れる高い位置を中心に軽くのせます。くすみ感が軽減し、肌印象がリフレッシュします」
ちょっとした工夫で、夏でも水光肌をきれいに保つことができるプロのワザを伝授してくれた。個人的にいちばんのおすすめは「8 ヒアルロン酸カテキンカーミングパッド」。早くも6月から始まってしまった猛暑で、火照りがノンストップの肌には鎮静が必須。炎症は肌老化の最大の敵! 酷暑から肌を守るためにも、メイク崩れを防ぐためにも常備したいアイテムだ。
Anua
URL/https://www.anuashop.jp/
Instagram/@anua_kr、@anua.jp
Photos : Kouki Hayashi Edit & Text : Naho Sasaki